最近、痒み・赤み・腫れといった症状で来られる方が多く、その中で最も多い方は、
『虫刺され』の方です。中には自覚症状無く、ダニをそのまま連れてこられる方も…
どんな虫刺されでも放っておいてしまったら、悪化してしまう可能性があります!
また、今年はハチ刺されで来られる方が非常に多く、一気に数か所刺されて受診されるケースも多いです。
ハチの他にイラガ(俗に言う電気虫)に悩まされる方も…
悪化する前に、早め受診、外で作業する際の対策、準備を心がけましょう。
ここでは自分でも対策できるポイントをご紹介します。
・肌の露出を控える
蚊などの虫は肌の露出しているところに刺します。野外活動や草取りをするときは、長袖・長ズボンの着用がオススメです。肌の露出を控えることは、虫よけ対策だけでなく、日よけ対策にもなります。炎天下での活動は熱中症に気を付けて、こまめに水分補給も忘れずに!
・掻いたり触れたりしない
虫に刺されてしまうと、ついつい掻いたり触ったりしてしまいます。刺された場所を水で洗い流すなどして清潔を保ちましょう。かゆみが強い場合は、刺された箇所を冷やすと少しかゆみが和らぎます。お子さまの場合、大人より汗をかく機会が多くよりかゆみを感じることが多いです。無意識に掻き続けてしまうと、皮膚が傷つくだけでなく、その傷口から感染して伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん⇒とびひ)になってしまうことがありますので十分気をつけましょう。
大人の方もお子さまも共通して言えることは、蚊などの虫は『汗のにおいで虫が近づいて来る』ことが多いです。先生がよく皆様にお伝えしている部分でもありますので、できる範囲内でシャワーなどこまめに行えるよう心がけましょう!この対策は実は『あせも』にも効く対処法です。
夏場を快適に過ごせるよう、スキンケアをしっかりしていきましょう!